宇佐市と戦争 パート2

今日は、岩尾さん(御年92歳)に戦争時代のお話を取材させてもらえました。

当時、学徒動員で女学生として小倉陸軍造兵廠糸口山製作所にて働かれており、その時の様子や

空襲体験のお話、他にも質問をしながら、いろいろなお話を話してくださいました。

今回の撮影で驚いたことは、戦争のお話を聞くのに対して、岩尾さんが明るくお話をされていたことです。

僕が小さい頃から聞いていたお話は、

すごく重たい空気の中で、悲しい、寂しい、大変だったというお話だったと思います。

(戦争では人の死が関わるので当たり前なのだと思います)

しかし、今回のお話は

どこか違っていました。

学生だったから学徒動員は当たり前であり、田舎なので食べるぐらいのものはあり、貧相になっていてもそこまで何も思わない。

この時代を受け入れてというか、この時代を生きている

という感覚に感じました。

話をされる姿は昔話を楽しく話しているような雰囲気でした。

僕が思っていた戦争とはどこか違う

戦争への思い込みがどこかあったのかもしれません。

いろんな立場から聞くこと、

時代はひとつかもしれませんが、時代に生きた人はたくさんいるわけで、その人分の生き方があると言えるかなとも思いました。

そして、そこから自分としてどう考え、活かしていくかとも思いました。

いま、僕は生きているんだろうか?

また投稿しますが、農泊体験に来られた際に感じた懸命さ、先なんて存在しないぐらい1泊2日の中で、何が起こるかわからない中で、何が起こるかを考えるのではなく、起きたことを瞬時に考え、懸命にお客さまにも自分にも向かい合えたことは、久しぶりに生きた感覚でした🔥

そんなことに、今日のお話は繋がるのかなとも思いました。

また動画として編集をした際はぜひご覧ください。

取材ありがとうございました。

ヤマト ヒロ

宇佐市と戦争 パート1 

こんにちは!

今回、YouTubeの一つのやりたかった題材として【宇佐の戦争の歴史とそこに生きていた人たちの心】というテーマで動画を作ろうと思います。

戦争を体験されていた方々のお話を聞きながら、僕が思っている戦争と体験された方の戦争を照らし合わせることをやりたいと前から思っており、宇佐市に実際にあった戦争の歴史や建物を巡りながら、お話を聞いていきたいと思っております。

戦争に対して皆さんはいろんな感情はあると思うのですが、僕なりに追求してみたいと思ってます。

前にも言った事があると思いますが、僕の祖母のお兄さんは硫黄島にて特攻隊として亡くなられてます。

宇佐でも154名の方が特攻隊として亡くなられており、宇佐から特攻隊として飛び立ち亡くなられているのは知りませんでした。昨日、宇佐にある教覚寺のご住職で、豊の国宇佐市塾の平田崇英さんより、戦争のお話を聞かせてもらいはじめて知りました。

また後日、撮影をお願いしておりますが、宇佐市の戦争の歴史を通してみることは大切だと感じていて、地域の人達に考えるキッカケとなればと思っております。

そこからの今日

患者様とお話をしていた時に、その方も実際に戦争の経験をされていて、当時満州におられて、そこから日本に帰られたお話を聞きました。

患者様のリアルな話から見えてくる本当の歴史。

改めて僕自身偏った視点でしか見れていないなと思いました。

日本人にとって都合の良い視点としてみていたなとすごく思い、納得しずらいけど、それも事実なのも確かだなと思いました。

患者さんの経験された話がすべてではないけど、その方にとっては間違いのない話だと思います。

ここを理解したうえで、お話を聞いていく事だなと改めて感じました。

また患者様も撮影⭕️でたので、後日撮影予定です。

リアルなお話は、想像していない事がたくさんでてくるので、やはり面白いです。

そして、貴重な経験です。

ヤマト ヒロ

田舎の学び 腐葉土 

家の裏の溝に土が溜まり、排水の流れが悪くなるので土を除去する作業を行なっていたのですが、

ふと前は周りに捨てていましたが、今回は捨てずに今新たに作っている畑に置いております。

理由は9月に行われる【菌ちゃん先生】こと吉田俊道先生の講演会&実技講座の為に集めており、腐葉土をはじめ、米糠や籾殻、竹などいろんな物を使い畑を良くする作業をします!

でも、ここでひとつ思うことがあり

先日山形に行った際に、自然農家の中村吉右衛門さんが言っていた【土づくりはしなくても、野菜がその野菜に合う土を作る】

え❓と思い、そんなこと起こるのか❓

その時は流れるままに聞いており、そんなに疑問を持つことはなかったですが、今回の吉田先生とはまったく真逆の思考。

普通は土が良いと野菜が育つという考えだと思うのですが、土が合う土になる。

そして、もう一つ【水やりはしなくても、雨が降る】ここもビックリな話。

水というより、空気を含ませることに意味がある

(これはみやじま先生が言ってたかもです)

いろんな常識がここにあり、どれを選ぶかとなりますが、まず僕は選べるほど行っていないのも事実ですが、整体を通して思う、治すという概念。

そこには相手が悪い身体ということを思っているからでもあると思います。

土に関しては、土が良くない土と思っているからの思考かもしれません。

相手をどう思っていて対処するのか、見せられた意味を知り本質を知るのか、相手(土)を知っているのか。

まだ正直この、感覚はよく理解できてないと自分でもわかっており、だからこそ、今度の吉田先生の講演会はたのしみなんです😊

腐葉土に含む、水、空気、そして微生物

ここも気になるところです。

そんなことを思った腐葉土のお話です。

と、ここまでは先日Instagramに載せてた内容なのですが、改めて読み直してみると

すごく違和感がありました。

この文章の書き方だと自然栽培のやり方が正しくて、土づくりのやり方がたぶん間違えてて、だから勉強する。という何か勘違いしている、烏滸がましい内容だなと後で反省しました。

合っている合ってないという話ではなく、そのどちらをも作り出している働きを知る事が大切なのだと思いました。

だけど、まだ体験としては実感してないからこそ、学ばせてもらえているのに、上から目線でしかなく、これでは何も見えてこないなと思います。

そこに自分がなかったということなのだと思います。

8月末に佐世保にある吉田先生の菌ちゃんファームにお手伝いをしながら、実際の土を触らせてもらえるので、楽しみに行ってきます😊

自分がない、ここをもう一つ考えてみようと思います。

ヤマト ヒロ

田舎の学び 草刈り 

草刈りはこの時期本当に大変で雨が降れば草がたくさん伸びます。

なので、毎回汗だくになりながら草を刈りまくってます。

刈りおわったあとの写真を載せますが

見てもらったらわかりますが、写真真ん中の左側(溝まで)は刈ってますが、右側はくさは残っている。

これ、なんでだかわかりますか❓

これは自分の田んぼのところだけ刈っていて、写真右側の田んぼはうちの田んぼではないから刈らないんです。

農家では当たり前の景色ですが、大阪から宇佐に戻り、はじめて草刈りをした際に僕はわからず全部刈っていました。

そしたら、父にここはしなくていんだと言われ、最初はなんで刈ったら悪いんだ☹️

と刈ってあげたら綺麗やしええやん、と思っていましたが、それは田舎ではダメなことです。

刈ってしまうと、右側の方はラッキーとはなりますが、その後はまた刈ってもらえると思ってやらなくなり、お互いに不足になる。

境目のないように見える空間にも、見えないやり取りが発生してます。

優しさだと思って施すことが、相手にとっての喜びにもなるし、不足にもなる。

これは常に考えないといけなくて、田舎ではなく都会でも形は違えど同じことはあると思います。

よく都会から田舎に移住してきた人がトラブルが起きるのがこの一方的な優しさ(押し付け)が原因かもと言えるのではないかと思ってます。

自分が思っていたイメージを打ち壊されるからこそ、新たな自分を知れる。

そう思ってみてみると、また見えなかった良さもわかってくるのではないかと思いました。

ヤマト ヒロ

KINAIE体験縁日 

8月20日に縁日をおこないます。

今回のテーマは、【みんなお客でみんな店主】🎇

KINAIEのイベントでは人との繋がりに気づき大人も子供も共に学んでいくイベントをおこなっており、体験縁日ではみんなで作る縁日を目指します✨

勉強に行っている先生の主催で、山形の自然農法の方に学びに先日行ったのですが、僕が反省したのは、受動的な自分です。

与えられた事柄を与えられた分だけ行い、そこからの創造がなにもなかった。

なんの為に来たのかもわからなくなるぐらいに受動的な自分は、自分に不足感を感じながら、作業を行いました。

でも、宇佐に帰って来て思い返すとこの山形での体験はすごく良かったと思える事だらけで、自分を知る為の大切なプロセスだと思えました。

今回の縁日でもどう楽しくさせるかも自分次第であり、いろんな立場から体験を通して、愉しんでもらえたらと思っております!

体験という体験を通して、体験する

そんな縁日になればと思います🤔

ヤマト ヒロ

KINAIE DE KITSUKE 

8月11日にリヴィア 清水 夏子先生を講師に着付け教室を行います。

今回は夏ということで、浴衣の着付けになります👘

8名限定で最初は女性のみで行おうと思っていたのですが、僕自身なぜこの教室を開いてもらおうと思ったのかを考えると、僕が着物も浴衣も着てみたいと思ってお願いしたのに僕入らないのって意味なくね?と思い、僕自身も参加をすることにしました。

羽織る動作や、帯を結ぶ動作、そこから見えてくる身体の変化を楽しみたいと思います♫

夏子先生の紹介としては→ https://kimonocloset.c-ship.co.jp

着物クローゼットという、箪笥の肥やしになっている着物を活用したシェアリングサービスを行われいます。

紹介文よりシェアした文章

着付け師として活動をする中で、絞りの親方とお話をさせていただく機会がありました。

「本物の、素晴らしい仕事をする絞りの職人はあと数年でいなくなると思う。職人が途絶えても、今の私達が何百年前の技法を復元しようと励んでいるように、何百年後の人達がきっと復元をしてくれる。だからこそ、今出来る内に、未来への資料として可能な限り作品を残しているんだ」

職人の後継者不足について、着物産業に身を置きながらも第三者的に漠然としたものでしたが、身近な方からのこの言葉に、技術が途絶えてしまう事の恐ろしさを感じたと同時に、一番悔しいはずの職人さんからのこの言葉を思い出す度に、胸を締め付けられます。

技術こそ財産であり、決して途絶えさせてはいけない。

一朝一夕で後継者問題が解消される訳でも、着物産業が盛り上がる訳でもありませんが、匠の技を発信していく事、又、KIMONO CLOSETを通して、少しでも皆様が着物と、楽しく長い付き合いができるきっかけになれば幸いです。

僕自身も着物に触れる機会はほぼなく、おばあちゃんの着物を夏子先生に見ていただいた時に、着物一つ一つに特徴があり、伝統の技術や独自性、込められた想いが形となっていることを感じました。

ぜひこの機会に着物や浴衣の楽しさを感じてください♫

残り3名の応募となりますが、ぜひご参加ください✨✨

ヤマト ヒロ

7月麹教室

八坂先生による麹教室を7月10日をおこないました✨

今回は塩・醤油・たまねぎ麹作りです!

八坂先生とも麹教室をお願いしてから約1年が経ち、多くの方が参加をして頂き、料理をUPされている姿を見ると嬉しい限りです!

麹を発酵させるのは、麹自体の力もありますが、僕はそこに人の意識が圧力となり、菌の発生を上昇させることもあり得ると思っております。

だからこそ、八坂先生の笑顔と来てくださる皆さんの調和が、美味しい麹へと変化をさせるのではないか?

そんなことも思いながら、毎回楽しみな教室です。

お世話になっている先生の主催で、山形の自然農法の方に学びに行ったのですが、その時に食べた【ひかりのおむすび】

発酵するおむすびを食べた時に、不思議でしたが噛むというのが楽に噛める、噛めるというか勝手に噛んでるというおむすびでした。

おむすびに空気が入ることもあるのかなと思ったり、噛むことで発酵しているかもと思ったり、想像は膨らみますが、食べているというのを実感できているのかもしれません。

この食べているという言葉に、ヒントが隠されているかも!と書きながら思いまきた。

食べるということも一度考えてみようと思います。

これからも、いろんな形で行っていきますが、発酵の原理をどこまで僕自身わかっているかといえば、まだまだですがそこにある人間の可能性を、発酵を通して感じていきたいと思います😃

ヤマト ヒロ